急性喉頭蓋炎
Medical information急性喉頭蓋炎とは
喉頭蓋(気管の入口である喉頭の上縁を構成する組織、食物を飲み込む時に蓋をすることで誤って気管内に入らないように防ぐ役割をもつもの)に炎症を起こす病気。
症状
咽頭痛、嚥下困難、発熱、声の出しにくい感じ、呼吸困難。
原因
ウイルスや細菌の感染。
治療
炎症が進行し高度に腫脹すると、窒息するの可能性があるため、早急な治療が必要です。軽度~中度の炎症の場合、抗菌薬やステロイド剤を中心とした薬物治療が基本となりますが、高度の炎症を認める場合には早急な気道確保(気管切開など)も考慮する必要があります。
先生より
院長 細野研二
プロフィール
・扁桃炎などと比較すると、のどのもっと奥の方の痛みをきたします。
・急速な経過をたどり死に至ることもある疾患です。
・炎症が高度の場合には、入院加療も必要となります。