扁桃周囲膿瘍
Medical information扁桃周囲膿瘍とは
扁桃炎が増悪し、周囲に広がり膿が溜まっている状態。
症状
高熱、高度な咽頭痛、嚥下痛(飲み込み時の疼痛)、耳痛、口が開けにくい(開口障害)、声が出しにくい。
原因
細菌感染など。
治療
抗菌薬や解熱鎮痛薬の内服、点滴といった薬物治療以外に、排膿処置も大切(穿刺排膿、切開排膿)です。
先生より
院長 細野研二
プロフィール
扁桃炎が増悪し、周囲に広がり膿が溜まっている状態。
高熱、高度な咽頭痛、嚥下痛(飲み込み時の疼痛)、耳痛、口が開けにくい(開口障害)、声が出しにくい。
細菌感染など。
抗菌薬や解熱鎮痛薬の内服、点滴といった薬物治療以外に、排膿処置も大切(穿刺排膿、切開排膿)です。
院長 細野研二
プロフィール
・通常、扁桃周囲膿瘍が疑われた場合、診断と治療を兼ねて針で腫脹部を刺して膿を吸引します。ただ炎症が高度の場合には、膿瘍を一部切開し大きく開放することで症状や炎症が落ち着きやすくなります。
・扁桃周囲膿瘍は放置して増悪した場合、膿が重力で下方で進展し、縦隔(左右の肺に挟まれた、気管や食道、大血管などが存在する空間)まで広がると死に至る危険性もあり、早めに耳鼻咽喉科専門医を受診してください。