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好酸球性副鼻腔炎

Medical information

好酸球性副鼻腔炎とは

両鼻にできた多数の鼻ポリープ(鼻茸)と粘稠な鼻漏により、高度の鼻閉と嗅覚障害をきたす副鼻腔炎です。いわゆる「蓄膿症」と呼ばれる従来の副鼻腔炎とは異なり、アレルギーが関与しており難治性の病気です。そのため平成27年7月1日より難病法により指定難病に指定されています。

症状

鼻閉、鼻漏、後鼻漏、嗅覚障害、味覚障害。
従来の副鼻腔炎と比べ、鼻ポリープ(鼻茸)が生じやすく、早期より鼻閉、嗅覚障害を認めます。

原因

明らかになっていません。気管支喘息など他のアレルギー疾患を合併する割合が高くなっています。

治療

検査:鼻鏡および内視鏡での観察、レントゲン検査、CT検査、血液検査、鼻ポリープ(鼻茸)の組織学的検査などを行います。

治療:局所療法、薬物療法、手術療法があり、これらを組み合わせて行います。

a. 局所療法:鼻処置、ネブライザー療法など

b. 薬物療法:ステロイド薬(内服、点鼻薬)を中心に、他の抗アレルギー薬を併用することもあります。難治性で重症の場合、新しいタイプの薬である抗体治療薬(デュピクセント)も2020年より適応になっています。

c. 手術:炎症が高度な場合には手術(ESS:内視鏡下鼻副鼻腔手術)が勧められます。ただし手術により完治する訳ではないため、手術後も定期的な通院治療や自宅での鼻洗浄(鼻うがい)などが必要になります。

先生より

院長 細野研二

プロフィール

・好酸球性副鼻腔炎は難治性の病気で、手術等で一旦炎症が改善した後も半数以上の症例で炎症が再燃すると言われています。そのため病気と長く付き合っていく必要があります。
・感冒やストレスで悪化することが多く、生活習慣の改善も大切です。
・当院では、「診断確定」や「難病の申請」、また抗体治療薬(デュピクセント)による治療も行っています。
・手術を受けられた後に再発されている場合など、処置も大切になりますので、当院へご相談下さい。

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耳鼻咽喉科・アレルギー科 ほその耳鼻咽喉科

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