
急性副鼻腔炎
Medical information急性副鼻腔炎とは


鼻や副鼻腔(鼻の周囲にある骨の中の空洞)の粘膜が炎症を起こして腫れている状態を副鼻腔炎とよびます。発症から4週間以内の場合に急性副鼻腔炎と診断します。
症状
頬部痛(上顎洞炎)、前頭部痛(前頭洞炎)、発熱、鼻閉、膿性鼻漏
原因
鼻腔などに生じた急性の炎症が副鼻腔に波及することで生じます。
かぜ、急性上気道炎、歯牙疾患(虫歯など)、外傷、急激な気圧変化などが原因となります。
治療
抗菌薬や消炎鎮痛薬の内服、鼻腔ネブライザー療法といった保存的加療(排膿を促す治療)が基本となります。
歯に原因のあるものでは、同時に歯科治療が必要です。
炎症が高度で症状が強い場合、上顎洞穿刺・洗浄を行うこともあります。
・急性副鼻腔炎で症状が強い場合には、早めの治療が望まれます。
・症状の程度、生活環境、年齢等を考慮し、最適な治療方法を探していくことが大切です。
・鼻炎症状でお困りの方は、一度当院へご相談下さい。