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2025/06/17

例年5〜6月に花粉症の症状でお困りの方、またイネ科の花粉症でお困りの方へ

 

イネ科花粉症とは?

イネ科植物の花粉によって引き起こされる花粉症で、典型的な症状としては鼻症状、眼症状が挙げられます。イネ科植物の花粉が飛散する期間(春から秋)にかけて症状を認めます。
イネ科花粉が飛散する期間中は、症状により睡眠障害やQOL(Quality Of Life=生活の質)低下が発生するといわれている疾患です。

海外では、2000年代からイネ科花粉症の舌下免疫療法が広く行われています。

※GRAZAX®(グラザックス)というイネ科花粉症を対象としたアレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)の薬剤は、2006 年にドイツで最初に発売され、現在までに欧米諸国等 34 ケ国以上で承認されています。

 

舌下免疫療法とは?

アレルギーの原因であるアレルゲンを体の中に少しずつとりこみ、徐々に身体をアレルゲンに慣れさせていく治療方法を「アレルゲン免疫療法」と言います。現在では舌下法(注射の痛みがなく、自宅で服用可能)で行う「舌下免疫療法」が普及しています。鼻の症状だけでなく、眼の症状にも有効とされており、年単位で継続することで、アレルギー症状を治す、または長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。現在国内では「スギ花粉症」と「ダニアレルギー」が保険適応となっています。

※舌下免疫療法の詳細についてはこちら

 

今回、日本でのイネ科花粉症に対する舌下免疫療法の治験が開始されます。

 

治験とは?

ある「くすり」が多くの病気の方へ届くようになるためには、「くすりの候補」となる物質を選び出し、ヒトでの作用・効果・安全性などを調べることが必要になります。この「くすりの候補」を健康な方にも病気の方にも使用してもらい、国の承認を得るための成績を集める「臨床試験」のことを「治験」といいます。
(臨床試験とは、健康な方や病気の方を対象に新しい薬や治療法の効果や安全性を科学的に調べる方法です。

 

この「治験」は「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という規則に定められた要件を満たした病院で行われます。

今回、このイネ科花粉症の舌下免疫療法の治験に当院も参加させていただくこととなりました。


現在、新しいお薬(舌下剤)の治験にご参加いただける方を募集しています。

募集期間は2025年6月~12月となっています。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

※詳しくは下部のポスターをご覧ください


参考文献

1.Domingo Barber, et al : GRAZAX®: a sublingual immunotherapy vaccine for Hay fever treatment: from concept to commercialization. Hum Vaccin Immunother. 15 : 2887–2895, 2019.

 

 

 

 

 

 

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